スティックの管理とメンテナンス(1)
text/GA

 ラクロスに必ず必要な用具といえばやっぱりスティック(以下クロス)、なければ練習すらできないのでしっかりとした管理・メンテナンスは必要です。しかし、数多くいる女子ラクロスプレーヤーで日常管理をしっかりしている人は数少ないと思います。特に一年生などは始めたばかりで何をどうしたらいいのかわからないことでしょう。まずはもっとも基本的な管理のしかたについて書いていきたいと思います(あくまでも自論です)。

クロスにとっての天敵は、水分・泥・土・夏の高温・冬の低温です。まずはその理由を順番に説明していきます。

1. 水分・・・ヘッドの網の部分に使われているのは皮と紐(材質はいろいろ)。皮が水分を吸ったまま放置しておくとボロボロになって切れやすくなります。

2. 泥・土・・・泥や土は細かい粒なので紐の交差部分などの隙間に入り込んで紐をいためます。泥だらけのままだと傷みが激しくなり見た目も悪くなります。

3. 夏の高温・・・クロスのヘッドの部分はウッドまたはプラスティック(最近はこちらが圧倒的に多い)です。プラスティックは高温になると曲がったり反ったりして変形しやすくなります。


4. 冬の低温・・・プラスティックは低温状態に長い間さらされると非常に割れやすくなります。冬のオフ明けの練習で割れるなんて話もよく耳にします。


次に管理方法の説明をしたいと思います・・・と、その前に大前提としてクロスは必ず自宅に持ち帰るのを忘れないでほしいです(ケアを部室でできる場合は別ですが)。電車などに乗る人はできる限りクロスケースに入れて持ち運ぶようにするほうがいいと思います(マナー)。

1. 水分対策・・・クロスが雨などで濡れている場合は新聞紙などの水分をよく吸収するものを網の部分に当たるように詰め込んで水を吸わせます。濡れ具合にもよりますが、二、三回は交換したほうがよいでしょう。吸わせ終わったら風通しのよい場所へ立てかけます。直射日光は厳禁。


2. 泥・土対策・・・少し付いてる程度であればハタキなどでひたすら叩きます。軽くこびりりついているようであればかたく搾った濡れ雑巾などで拭きます。あまりにも汚れがひどい場合は水道で洗い流したり、バケツに水を張ってジャブジャブ洗う。このときに洗剤は絶対に使用しないようにします。洗い終わったあとは新聞紙などを詰めて水分を取り除き風通しのよい場所へ。

3. 高温対策・・・練習中以外は日の当たらない風通しのよい場所へ置きます。くれぐれも車の中に放置したり、閉切った場所、日向に置かないように。温度変化の少ない場所がベストです。

4. 低温対策・・・気休め程度ですがクロスケースに入れて持ち運びます。温度変化があまりない場所へ置いておくと良いでしょう。

以上が基本的な管理方法です。これらが最低限なので必ず行うようにしてもらいたいです。
次回からは少しづつ、クロスについてより詳しいことについて紹介していきます。


<<Back